患者の紹介が受けられる認定セラピストになるには

マッケンジー法の教育講習会を全て受講すれば、修了認定試験を受験できます。この試験は、マッケンジー法の第一段階の認定資格を習得するためのものです。

受験資格

  • Part A, B, C, Dを修了していること(令和5年より「Advanced Extremitiesを修了」の条件も加わります)
  • 医療・健康業務の資格を有していること

マッケンジー法の認定セラピストに対する需要が増えているので、ぜひ、認定資格を取得されることをお奨めします。修了認定試験では、教育講習会で学んだ知識や技量がきちんと習得されているかどうかが試験されます。

認定セラピストは、技量の維持のため、協会が規定する条件(3年間で10ポイント取得)を満たすことが求められます。
規定条件を満たさない場合、認定セラピストとしての紹介が受けられません
詳細は、国際マッケンジー協会日本支部までお問い合わせ下さい。

修了認定試験の設定理由

  • マッケンジー法の知識と技量が適切に習得されているかを確認するため
  • マッケンジー法の適正活用を確実にするため
  • 国際マッケンジー協会が認定している臨床技術がきちんと教育講習会で伝達されているかを確認するため
  • 臨床家の卒後教育に対するニーズに応えるため
  • マッケンジー法が適切に行える臨床家の数を確保するため
  • マッケンジー法に関連した研究に参加出来る臨床家の数を確保するため

認定セラピストになるメリット

メリット1

患者の紹介が受けられる

マッケンジー法の認定セラピストの需要が年々高まっています。認定セラピストになると、セラピスト紹介のリストに登録されます。

メリット2

周囲からの評価

職場の同僚、同業者、社会、紹介元、会社、保険会社など、周囲からの評価が高まります。

メリット3

研究への参加

治験などの研究への参加や協力で声をかけてもらえます。

メリット4

Part AからDまでの無料再受講

Part A, B, C, Dを何度でも無料で再受講できます。(コースによる人数制限あり)

認定セラピストの上には・・・

認定資格の更に上のレベルには、上級認定資格(Diploma in Mechanical Diagnosis and Therapy, DipMDT)という資格があります。上級認定資格習得の教育課程(ディプロマプログラム)は、理論パートと臨床実習パートがあります。

ディプロマプログラムを修了し、その後の認定試験に合格をすると、マッケンジー法®の技量は最高レベルまで到達しているとみなされます。そして、Dip MDTという称号が与えられます。